写景盛花の下草として、山しだの中でも小ぶりで締まった「小しだ」が使用されています。山しだは各地に自生していますが、採取できる地域が限られるために、流通量が減っています。
いけばな花材を守るプロジェクトでは、小しだが対象花材に指定されたことにより、曖昧だったサイズの見直しを行いました。その結果、小さいサイズのみを厳選すると、価格にも影響してしまうことが分かりました。ある程度、サイズの幅を持たせることにより、価格を抑えて提供することができるようになります。
ご使用の際はお近くの豊友会加盟店にお問い合わせください。
いけばな花材を守るプロジェクトとは
豊友会と小原流が協力し、生産が減少している花材を積極的に利用することで、花の産地を支える取り組みです。
引用:小原流挿花7月号より