以前は迎春用の松は、各地区の市場で年末に1度だけ開催される松市で仕入れていました。しかし、山採りの自然の枝松が年々少なくなってきており、豊友会では市場の出荷数量に影響されずに安定して供給できるように、秋田県の生産地と提携いたしました。そこでつくられた松を「八竜松」と名づけ、全国で取り扱っています。現在はこの松がいけばな花材として主力になってきています。
葉の締まり具合と枝ぶりやサイズ感も好評で、お正月用の取合せに「小松」という名称でも全国の会員店が提供しております。数量限定での予約出荷になりますので、どうぞ全国の豊友会の店にお問い合わせください。
いけばな花材を守るプロジェクトとは
豊友会と小原流が協力し、生産が減少している花材を積極的に利用することで、花の産地を支える取り組みです。
引用:小原流挿花より